ロシアにあるノボシビルスク動物園で悲しい事にオオヤマネコの子供が母親から育児放棄されてしまいました。
育児放棄されてしまったオオヤマネコのニカを心配した職員はニカのために何か出来ないか考えました。
その解決策として上がってきたのが他の母猫と会わせる事で、その母猫から愛情をもらい元気になってもらおうというもの。
しかし、もちろんオオヤマネコでかつ母猫というケースは稀、そこで上がってきた候補が職員と暮らしている猫。
この猫はオオヤマネコではなく家猫。しかし出産育児経験をしたことがある猫ということで一縷の望みをかけニカに合わせることにしました。
もちろん同じネコ科といえど、種族が違う、それどころか体の大きさも子供といっても家猫でいう成猫ほどある。色々と職員は心配していました。
しかし、そのような心配は全くいらなかったようです。
養母としてニカに出会った家猫はすぐさまニカを受け入れ我が子のように接し、ニカも今まで受け入れてもらえなかった自分の感情を養母に受け止めてもらうようになりました。
毛づくろいを受けるニカ。
甘えまくりのニカ。